【体験談】パティシエになって良かったこと5選

パティシエになるには

こんにちは、現役パティシエ・プロ歴5年のるいです

かつて将来の夢ランキング首位にも輝いた「パティシエ・ケーキ屋さん」

あこがれた方、目指している人も多いんじゃないでしょうか?

それでも、、、

本当にパティシエとしてやっていけるのか?

幸せに暮らしていけるのか?

なんて心配になりますよね

私も8年前(高校生)の頃はそうでした
すごく不安で、両親は私以上に心配してくれてました

そこでこの記事では

  • パティシエになりたいけど不安がある人
  • お子さんがパティシエを目指しているけど心配な親御さん

に向けて夢を叶えて5年間パティシエを続けてきた私が思う「なってよかったこと5選」をお届けします

*この記事はプロモーションを含みます。

パティシエになってよかったこと5選

毎日大好きなお菓子に囲まれる幸せ

当たり前ですが菓子屋はどこも甘いものだらけです

想像してみてください、見渡す限りスイーツやそれを生み出す材料に囲まれた空間を!

甘いもの好き、スイーツマニアにとっては天国です

厨房では毎日いろいろなスイーツが製造され、ある時はカスタード、ある時はイチゴの甘酸っぱい香り、またある時はフィナンシェが焼きあがった香ばしくジューシーな香りが広がっています

私はつらい時もこの甘い香りに助けられました

そして「パティシエって幸せの中で働いているんだなー」と本気で思っています

香りだけでなくもちろんいっぱい食べれます(笑)

パティシエにとって味見も立派なお仕事なので結構な頻度で味見という名のつまみ食いをしていました

味見以外にも売れ残りや商品にならない切れ端は大抵スタッフのおやつになるので糖分補給に困ったことはありません

パティシエの特権を駆使して今日も順調に脂肪を蓄えています、幸せです!

日々成長を実感できる

手に職のパティシエは習得しなければいけない技術や知識が無限にあります

シェフクラスのトップパティシエでも研鑽の日々です

大変と思うかもしれませんがどんどんレベルアップできる楽しみも生まれます

今日はナッペをできるようになろう、明日はもっとスピードを速めよう、など目標のある日々は張り合いがあってやりがいがあります

そもそも作るのが大好きで業界入りしたのですから上達していく日々が楽しくないわけありません

もちろん、先輩からの「これくらい早くできるようになって」など無言の圧力が怖くてつらい時期もありましたが頑張れば絶対できるようになるので問題なかったです

私の場合、毎朝リーダーをしている先輩に「今日はこれにチャレンジさせてください!」と申告していました

余裕がある日やリーダーの気分次第でかなり挑戦させてもらえ、合格点がもらえると翌日からその仕事を任せてもらえます

こういったレベルアップしていく過程を今でも楽しんでいます

作ったお菓子を家族が喜んでくれる

実はこれ、母に言われて気づきました

母は最初私が菓子の道に進むことをすごく心配していました

そりゃそうですよね、今なら親の気持ちが分かります

ブラックな会社も多いし、給料も同世代に比べたら決して多くない、そして肉体労働です

心配しない親御さんはいないと思います

それでも我が道を一生懸命に進んでいく娘の姿をみて母の不安や心配はぬぐえたそうです

少し話がそれましたが、1家に1パティシエがいると美味しいお菓子が家族も食べることが出来ます

個人店だと売れ残りを持って帰ることが多かったり、家でも練習として作るからです

うちの母は私が作ったお菓子で毎日優雅にティータイムしています

一番私のことを考え、心配してくれた家族が「プロが作るお菓子はやっぱり美味しいわ」と喜んでくれると「パティシエになってよかった」と心から思えるのです

手に職だからどこでも・いつでも働ける

看護師やエンジニアと同じでパティシエも手に職をつけることのできる仕事です

研鑽した磨き上げた技術さえあればどんな場所でだって雇ってもらえます

私の先輩には旦那さんの転勤についていき北海道でお菓子を作っている人や、パリにワーキングホリデーに行った後現地で結婚してそのままフランスでパティシエをしている人もいました

お菓子は日本全国だけでなく全世界で必要とされているもの

やる気さえあればどこへだっていけます

また産休・育休や一度転職してブランクがあっても働いている人も多いです

一度覚えた技術はブランクが開いても感覚が戻ってくるので問題ないそうです

お菓子について語り合える

製菓の現場では高校や一般的な職場ではあまり出会えないお菓子マニアに出会うことが出来ます

「バローナのチョコだとカライブが一番好き!」

「私はラクテのほうが甘くて好きだな~」

なんて知らない人からすると「は?」となるコアな会話が日常的に発生します

これが結構楽しくて、もともと趣味がお菓子作りやケーキ屋めぐりという人も多いので話が合いやすく情報収集にもなります

職場内で「カフェ部」を作っていた人もいました

なんでもカフェで好きなお菓子やお店のことを語りつくす会だそう

「好き」を共有できる人が見つかるのもよかったと思います

まとめ

いかがでしたか?

少しは心配や不安が薄れたでしょうか?

パティシエは辛くてしんどいだけじゃ無いということがちょっとでも皆様の心に残れば嬉しいな、と思います。

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