セロリシードはお菓子に使える?やってみました!

レベルUP術

料理や美容、健康に役立てられるスパイス「セロリシード」をご存知ですか?お菓子に使うことはほとんどないスパイスですが、クッキーに入れるとどうなるんだろう?という疑問から実験してみました。今回は、セロリシードがどんなスパイスか、使ったクッキーがどうなったのかを解説します!

セロリシードとは?

セロリシードは、セロリから採れる小さな種で、スパイスとして世界中で利用されています。香りはセロリ本体よりも強く、ほろ苦さと独特の清涼感が特徴です。インド料理やピクルス、スープ、カレー、ドレッシングなどに使われます。さらにセロリシードには食欲増進や消化促進、利尿作用が期待され、古くからハーブ療法にも使われてきました。

セロリシードをクッキーに入れるとどうなる?

今回はセロリシードを潰さず、ホールのままクッキー生地に加えて焼きました。生地全体にセロリの風味が移ることはありませんでしたが、噛んだ瞬間にプチっと弾け、口いっぱいにセロリ特有の香りが広がります。さらに、キシリトールやミントを思わせるようなスーッとした清涼感があり、ちょっと不思議で新鮮な味わいを楽しめました!

  • 食感→プチっと弾ける
  • 香り→セロリ特有の青く爽やかな香り
  • 感覚→爽やかな清涼感

セロリシードは揮発性成分が多いため、高温・長時間の加熱を受けると香りが飛びやすいのです。しかし、クッキー生地のように油脂が多い生地では、香り成分が油脂に守られるため比較的残りやすいです。また、焼き菓子は表面温度は高くても内部の温度は100〜120℃程度にとどまるため、香りが飛び切らず、爽やかさが保たれました!

セロリシードはお菓子に使える?

セロリシードは、ホールでも粒が小さくて固くないので食感の邪魔をしません。そのためお菓子にもパンにも使いやすいということがわかりました。しかし、日本人には馴染みのない食材なので、単純に甘いお菓子に入れるだけでは美味しいと感じる人は少ないでしょう。

ですが、料理やおかず系スイーツに使うと新たな味や風味の開拓につながる可能性が高いと感じました!たとえば、サーモンやお肉の包み焼きの生地に混ぜたり、添え物の塩系サブレ・クッキーに入れたりすると面白そうです。キッシュのパートブリゼや皿盛りデザートのアクセントにも使えそうですね♪

また、セロリの味をしっかり出したい時は、セロリパウダーも効果的です!粉末状なので生地に馴染み、全体をガツンとセロリ風味にすることができます。苦味があるので入れ過ぎには注意してください。

まとめ

普通はお菓子に使うことのない「セロリシード」。これでしか出せない、プチっと弾ける食感や、スーッと感は一度試してもらいたい感覚です!

普通のクッキーには飽きた、とにかく変わり種を作りたい。そんな方はぜひお試しください♪

タイトルとURLをコピーしました