こんにちは、ルイスイの管理人るいです!
皆さんはフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子を作るとき型に何を塗っていますか?
バターやサラダ油を塗ることが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スプレー式離型油をご紹介します!
*この記事はプロモーションを含みます。
離型油のメリット・デメリット
そもそも離型油とは
離型油、という言葉を今回初めて知った方も多いかもしれません。
離型油とは製菓・製パンの現場において生地の型外れを良くするために利用される食用油脂です。
主な材料は植物油脂と乳化剤で、サラダ油やバターを使うより格段に型外れがよくなります。
スプレー式離型油のメリット
メリット① 型の準備が簡単、らくちん!
金属の型で焼き物をするとき、バターを刷毛で塗って粉をはたいて…と手間がかかりますがスプレー式の離型油を使うとシュッとひと吹きで終わります‼
メリット② 塗りムラ、焼きムラが防げる!
刷毛でバターやサラダ油を塗ると、どうしても厚い部分と薄い部分が出来てしまいます。そのムラが焼きムラの原因になります。
特にマドレーヌ型のように凹凸があったり、複雑な造形の型もスプレー式なら簡単にムラなく塗布できます。
メリット③ 圧倒的に型外れがいい
せっかく焼きあがったのに型から綺麗に外れなかった…
無理やり剝がしたら表面がガサガサになった…
なんてことありませんか?
買った当初は外れの良かった型も使い込むうちに段々外れにくくなるのはよくあること。
そんな時は離型油を使ってみると解決するかもしれないのでお試しあれ!
離型油のデメリット
デメリット① 嫌な臭いのするものもある
ほとんどの商品は無臭で害がないのですが、たまにナッツが酸化したような不快な臭いのする商品があります。基本的に焼きあがりには不快な臭いは消えて味に影響はありませんのでご安心ください。
デメリット② 賞味期限内で使いきりにくい
霧状に噴射されて、薄くても綺麗に剝がれるのが魅力の離型油。その分減りが遅く賞味期限が切れてしまうことがしばしば…。頻繁に焼き物をする方には問題ないかもしれませんが、月に2~3回くらいだと余らせる確率が高くなるかと思います。正直「賞味」期限なので切れても問題なく使うことが出来ます。期限切れが気になる方は、たこ焼き器やホットプレートの油塗りや鉄鍋のお手入れなどにも使用してあげると良いでしょう。フライパンでホットケーキを焼く時にも重宝します。また、120mlなど少量タイプも販売されているので初めての購入では小さいものを選ぶと良いでしょう。
デメリット③ 周りが汚れる
スプレー式の場合ひと吹きで広範囲を塗布できる反面、気を付けていても机や周りに油が飛んでしまうことがあります。薄くても油汚れは片付けが面倒なもの。出来るだけシンクや新聞紙の上で使用することで汚れを防ぐことが出来ます。
おススメ離型油3選
これまで数種類のスプレー式離型油を試してきました中でよかったものをご紹介します。
昭和化工 ZERO
こちらは私がホテルパティシエ時代、ずっと使い続けていたものです。臭いは全くなく、金属型からシリコン型、飾り用飴細工の湿気防止にまで使え万能さが魅力です。厚生労働省が定める24品目のアレルギー物質が含まれていません。
ミヨシ油脂 クリーンクック
ミヨシ油脂さんはケーキ用から調理用まで食用油脂を沢山販売されている油脂メーカーさんです。クリーンクックにはシリコーンが配合されているため型外れもよいです。これを選んだきっかけは何といってもパッケージの可愛さから。楽しいお菓子作りが、可愛い缶でなお一層気分が上がります♪
パシフィック洋行 カーレックススプレー
海外産ののスプレー式離型油です。噴射時に出た泡が消える効果があり、これによって型に薄い膜を作ることが出来ます。すごく綺麗に剥がれるのでマドレーヌなどの凹凸を綺麗に出したいものに適しています!