お菓子歴16年、プロ歴6年のるいです!
3時のおやつやちょっとしたプレゼントにレトロな絞りだしクッキーはいかがですか?
ロシアンクッキーとも言います、とにかくかわいらしいクッキーです♪
今回はイチゴジャムを使いました!ジャムの味を変えても美味しくできますよ。
このレシピはこんな人におすすめ!
- 可愛いクッキーを作りたい人
- ジャムをのせたフルーティーなクッキーが食べたい人
- サクサク軽い食感の秘密を知りたい人
このクッキーはクリスマスパーティーにもおすすめです
*この記事はプロモーションを含みます。
サブレポッシュ・フレーズのプロレシピ
材料
バター | 38g |
ショートニング | 12g |
きび砂糖(粉糖) | 35g |
全卵 | 16g |
薄力粉 | 72g |
耐熱ジャム | 適量 |
耐熱ジャムを使うと加熱しても溶けださず、きれいな形を保ってくれます。耐熱ジャムが手に入らない場合は通常のジャムを煮詰めて使っても大丈夫です。
絞りやすさを重視する場合、全卵を卵白に置き換えて使用してください。
ショートニングには作業性を良くし、グルテンを柔らかくする効果があります。その効果で「サクサク」食感が実現します。
そしてショートニングを加えると長時間作業のしやすい硬さを保ってくれるので絞りだしクッキーの難点「絞りにくい、絞るのに力がいる」を克服してくれます!
下準備
*薄力粉をふるっておく
*バター・ショートニングを柔らかくしておく(20度~22度)
*星口金8-6を絞り袋にセットしておく
*オーブンを180度にセットする
作り方
①バターとショートニングを合わせてクリーム状に。粉糖を加えたら白くふんわりするまで高速で混ぜる。
②全卵とバニラオイルを2回に分けて合わる。3分以上空気を含ませるように泡立てる。
③ふるった薄力粉をすべて加えてさっくり切るように混ぜる。
④絞り袋にゴムベラでひとすくいの生地を入れる。一口サイズで〇を絞る。
絞り袋に生地を入れすぎると絞りにくいので少量ずつにしましょう。〇を絞るときは真ん中に空間が出来るようにするとジャムが入れやすくなります。
⑤180度に予熱したオーブンに絞った生地を入れて、170度で10分焼く。10分焼いたら一度オーブンから出して真ん中にジャムを絞る。
180度で予熱するのはしっかり庫内の温度を上げるためです。ジャムを絞るときは絞り袋やコルネを使用するとやり易いです。
⑥170度で好みの焼き色まで焼けたら完成。目安は5分から10分くらい。見た目は白い方が可愛いですが、しっかり焼いて粉に火を入れてあげるともっと美味しくなります!
焼き上がり直後のジャムはすごく熱いので火傷に注意する。
ムラなく焼くには日の当たりが悪いところと良いところを、へらなどを使って入れ替えてあげると綺麗に焼けます!
今回の必須アイテム
耐熱ジャム
耐熱ジャムとは見た通り熱に強いジャムです。
170度で焼成しても流れだしたりせず、しっかり形を保ってくれます。
普段パンに塗ったりするジャムはみずみずしくて美味しいのですが水分が多いので加熱すると形が崩れたり、生地に水分がにじんでしまうことがあります。
その点この耐熱ジャムは過熱を前提に作られているので心配ありません。
焼き上がりもべたつきが少なく、軽く重ねても問題ありませんでした。
少量から販売されているので絞りだしクッキーやジャムパンなどに最適ですよ。
星口金8-6
星口金は皆さんご存じ、ギザギザなあの子です。
「8-6」の「8」とは切れ目が8個、「6」は6番目の大きさということです。
私は普段この「8-6」を使用しています。
大きすぎず、小さすぎず。困ったらこれだな!と思います。
今回のクッキーには「8-6」がベストです。これ以上大きいと穴がふさがりすぎてジャムが入らなかったり、小さいと絞りだしにくかったりするからです。
口金選びでおススメは「孝義口金」です。専門学校からプロになっても使用していていろいろなサイズがセットになっているので便利ですよ♪
大きなウエディングケーキなどを作ることが無い限り、10番までのセットで十分だと思います!
最後に
いかがでしたか?
今回はレトロな絞りだしクッキー「サブレポッシュ・フレーズ」を紹介しました。
この生地にレモンの皮を混ぜ粉糖でおめかしすると「サブレポッシュ・シトロン」
ジャムをリンゴに変えると「サブレポッシュ・ポム」になりますよ♪
基本的な絞りだしクッキーの生地なのでアレンジして楽しんでください!